![]() | 落語家はなぜ噺を忘れないのか (角川SSC新書) (2008/11) 柳家 花緑 商品詳細を見る |
読書記録122で紹介した「赤めだか」で非常に重要な登場人物である噺家、柳家花緑が落語論を語った本。
落語のネタを自分流に再構成し、自分の持ちネタと言えるようにするまでの手法を解説している。ここまで「商売道具」の方法論を語りつくしてもいいのかと驚かされるほど、内容は濃い。
実際に使ったネタで、祖父・柳家小さんのネタをどのように構成しなおしていったかを入念に解説していくさまは圧巻である。おすすめ。
読書記録122で紹介した「赤めだか」で非常に重要な登場人物である噺家、柳家花緑が落語論を語った本。 落語のネタを自分流に再構成し、自分の持ちネタと言えるようにするまでの手法を解説している。ここまで「商売道具」の方法論を語りつくしてもいいのかと驚かされるほど、内容は濃い。 実際に使ったネタで、祖父・柳家小さんのネタをどのように構成しなおしていったかを入念に解説していくさまは圧巻である。おすすめ。
昔は塾講師という、いってみれば口で勝負する業界にいた管理人。実際に現在の職場でも「どうやったら、大勢の人の前でそれぐらいきちんと話せるのか」と驚かれることは多い。 その視点から見て、書店の実用書コーナーにおいてある「プレゼンの技術」みたいな本にどうも胡散臭さを感じてしまう。 資料の作成方法も今ひとつピンとこないし、話し方というか、話術による表現方法にいたっては、あまりにも杜撰である本が多いのだ。プレゼンが苦手な人が参考にして、「これでおれも人前でしゃべれそうだ」と自身を持たせるような方法論が書いてあるようには思えない。 かといって、管理人も自身の持つ方法論を的確に他人に伝えるすべがないので、どうにも困ってしまう。「場数」だとか、「度胸」でないのは確かなのだが。「なぜだかできてしまう」ということになってしまうのだ。要は、自分自身の持つ技術が体系化できていない。 このあたり、実は最近の管理人の大きな関心事で、一対一で話すのではない、大勢の人の前できちんとまとまった話をするための技術を何とか体系化できないかと考えている。 そのヒントにならないか・・・と落語家さんの本を2冊ほどよんでみた。 この本は、その中の一冊。 立川談志に弟子入りして修行を積み、真打になった筆者の自叙伝的エッセイ。非常によく練られた文体と、その文体で語られる立川談志という存在が非常に興味深い。論理的なようで実はムチャクチャ。しかし、カリスマ性はものすごい。こういう人間に弟子入りしてしまうと大変なめに会いそうだ・・・と思いながら読み進めていくと、案の定、筆者は考えられない苦労をするハメになる。ただ、その中で語られる「芸の世界」の不思議さに引き込まれてしまう。 筆者は稀代のストーリーテラーではないかと思った。 おすすめ。
相対性理論のボーカル、やくしまるえつこのソロシングル。
フルPVがYoutubeにアップされています。 あいかわらずよく練られたような、そうじゃないような、不思議な歌詞です。こういうのも、結構好きですけれど。
最近、音楽系CS放送でよく耳にする曲。
ちなみにバンド名は「スリーピー」と読みます(「.ab」は読まない)。 ハーモニクスを使いまくって、幻想的な雰囲気を出しているんですが、余韻たっぷりのいいデキ。 今のところ、管理人のヘビーローテーション曲になっております。 ↓Youtube版。こちらは途中で切れています。 ↓ニコ動では、最後まできちんと見られるようです。
管理人は一人で引きこもりたいときにホテルを使うのだが、まさにそのニーズにこたえる本。 一人でホテルにこもるときのポイントや、一人づかいに適したホテルを紹介している。この手のホテル紹介本ではなかなかいいデキだと思う。
江夏豊氏と岡田前阪神監督の対談本。フロントの悪口やら某ピッチングコーチへの批判やら、言いたい放題な感じがおもしろい。サブタイトルは「タイガース再建への提言」となっているが、監督1年目にこんな本を出されてしまう真弓監督にちょっと同情してしまう。 一応、4位(岡田阪神の1年目と同じ順位)で、格好はついたのだし、もうちょっと長い目で見たほうがいいような気がする。 正直なところ、おもしろいのはおもしろいが、あまり建設的な意見が出ているわけではないので、立ち読みレベルの本だと思う。もしくはネタ扱いの本かなと。
管理人ぐらいの世代にとって、阪急ブレーブスといえば「山田と福本」と必ず名前の挙がる、盗塁王にして名トップバッターであった福本豊氏の語る技術論。 盗塁だけではなく、バッティングや守備について、非常に緻密な考察がなされていて、さすがとうならされる。おすすめ。
二宮清純氏が各種雑誌などに書いたコラムを加筆・修正して再構成したもの。氏の考えの一つ一つには賛否さまざまな感想はあるのだが、それを書き出すと大変な分量になるのでやめておく。けれど、一ついえることは、彼ぐらいプロ野球の置かれた状況について深く考えている人もなかなかいないだろうということ。いろいろな要素を拾い上げ、感情に流されずに丁寧に分析していくさまが非常に興味深かった。
いわゆる「仕手筋」の集金方法や、彼らのエピソードが盛りだくさんで、非常に興味深い本。この本で取り上げられている中心人物は、数年前には「西の本尊」として(一部で)有名であった西田晴夫氏である。 管理人が仕手株で遊んでいたころにはよく名前を耳にした人物である。「西田銘柄」などという言葉まであって、その一つであるキムラタンという会社(大証1部)は、この本にも登場する。 今となっては、あまりにミエミエの仕手相場は少なくなったが、5年ほど前などは、常にどこかの銘柄で仕手戦が(規模の大小はあるが)繰り広げられていたもので、それはそれで面白かった記憶がある。この本には、その当時株好きの間でよく噂に聞いた人名や銘柄がポンポン出てくて、ある意味楽しかった。 ちなみに・・・。仕手銘柄なんていうものは、飛び交う噂やドラマチックなまでに派手な値動きを見て楽しむべきもので、あくまでも「遊び」と割り切るのが原則。仕手銘柄の購入資金は、仕手戦の「観戦料」だと思って、溶けてもかまわないつもりでいたほうが健全だと思う(笑)。
代打屋として有名な選手たちのインタビューを元に交際された本。 限られたページ数に多くの選手のエピソードを盛り込みすぎて、突っ込み方が全体に甘い印象。 もう少し代打ならではの心理的な動きなども書いてあれば、面白い本になったのではないかとも思えるだけに、残念なデキ。 |